株式会社新光

1. 旋盤加工にてSTKM13Aパイプ材（ねばい材料）内径加工にて
片肉0.5の仕上げしろの加工にて内径がビビリ、とりしろを増やすとランダム的にキリコが伸びます。
切削条件、カタログ推奨値にて切削油は溶性になります。
ホルダーは25〇を使用しています。

現在お使い頂いているチップブレーカを変えてみることをご提案。
異なる2つのブレーカーチップにてテストして頂き、1つのブレーカーが上記のトラブルが解消されました。
＊チップメーカー、型番は開示を控えさせて頂いております。

2. NC旋盤にて深穴加工、Ф20、Ｌ87の端面フラット加工
ご自身にてФ20のドリル先端をフラット形状に研磨し、加工を行っているが、キリコの排出が悪い。仕上げ状態に納得がいっていない。

○○〇メーカーの、先端交換式ドリルにてご提案。
ソリッドフラットドリルを使用するのには高価である事とキリコの排出状況も溝長が93のことからよろしくない為、先端交換式にする事によりロングシャンクでも剛性が高まりキリコ排出はよくなる。

3.立形マシニングセンターにてエンドミル加工の際にビビリが発生する。

ビビリの発生原因は様々な事が考えられますが、ビビリが発生している原因とみられる、刃に対して抵抗を下げる事により、ビビリの解消につなげる。(切込み量を減らすなど）スクエアータイプから不等リード不等分割タイプへ置き換える。
不等リード不等分割タイプは比較的に海外ブランド製品が多く、国内メーカーより価格も抑えられるメリットもある。